Photo Diary
2022.02.26&27
おゆうぎ会
2月26日、27日におゆうぎ会を行いました。
年長ばら組 ピーターパン
子どもたちの成長が見られる、一年の集大成ともいえる行事です。
年長すみれ組 美女と野獣
一時、感染者数が減少したと思われましたが、おゆうぎ会の練習を本格的に始めた頃から、急激に増加してしまいました。
年長うめ組 そんごくう
しかし、感染拡大予防への工夫や配慮をしながら、開催できることを信じて今日まで練習を重ねてきました。
年長あんず組 眠れる森の美女
幼稚園としては本意ではありませんがマスク着用、全クラス入れ替え制、参観人数を制限しての開催です。
年中きく組 王様の耳はロバの耳
子どもたちの成長
入園したばかりの頃、お母様と離れるのが不安で泣いている子、椅子に座るのが嫌だと床に寝そべっている子、まだまだ遊んでいたくてお部屋に入らない子もいた年少さんでしたが、保育者の温かい笑顔と適切な関わりに心を開き通わせ、信頼関係を築いてのびのびと幼稚園で過ごせるようになりました。
年中ゆり組 ヘンゼルとグレーテル
一年を通して様々な表現活動をしてきましたが、このオペレッタでは笑顔で歌い踊るだけでなく、場面に応じて表情や声色を変えたりする姿が見られ、表現する喜びを十分に味わうことができました。
年中さくら組 金のがちょう
一人ひとりが主体的に
年中、年長は学年に応じて歌や振り付け、セリフの掛け合いが難しくなります。
年中ひまわり組 シンデレラ
得意な子はどんどん覚えて先に進みますが、このような表現活動を苦手と思ったり恥ずかしいと感じる子もいます。
年少つぼみ組 いつまでもともだち
また季節がら風邪などでお休みをして、練習が遅れてしまう子もいます。そういった子に担任はもちろん個別に丁寧に指導しますが、得意な子や覚えている子が先生役になり率先して教えたり、自由あそびの時間に練習しあうなど子どもたち同士で助け合う様子がそこかしこで見られました。
年少つくし組 はらぺこあおむし
子どもたちが主体的に取り組むことで、どんどんと表現が豊かになり、アイデアやアレンジが生まれたり、「早く見てもらいたい!」「おゆうぎ会を成功させたい!」「お客さんを驚かせたい!」という意欲につなげることができました。
年少あずき組 おおきなかぶ
一年の集大成
年中、年長組の子は既におゆうぎ会を体験していますので、時期がくると「今年のオペレッタは何をやるの?」と楽しみにしている声が多く聞こえます。
年少くるみ組 金のおの銀のおの
毎年、おゆうぎ会をご覧になった保護者の方から「子どもたちみんな、あんなにたくさんのセリフをよく覚えられますね。先生も教えるのは大変だったでしょう。」と労いの言葉を頂戴しますが、子どもたちは興味や関心を持つと、ものすごい勢いで吸収していきます。
年長ばら組 ピーターパン
セリフや振り付けを教えることよりも、【子どもたちの意欲に火をつける】ことが肝要です。
年長すみれ組 美女と野獣
一度火がつけば、保育者に言われたことをただやるだけでなく、みんなで相談してセリフの言い方を工夫したり、よりかっこいい振り付けを考えたりと、練習に意欲的に参加するようになります。
年長うめ組 そんごくう
年少組の子どもたちにとって、おゆうぎ会は初めての体験です。
年長あんず組 眠れる森の美女
自分たちがそれぞれ役割をもつ「ごっこあそび」は日常的ですが、「筋道に沿って演じる」ということを理解させること、そしてセリフや振り付け、演じながら場所を移動する等を教えるのは容易ではありません。
年中きく組 王様の耳はロバの耳
のぞみ幼稚園では、
きちんと話を聞く(姿勢を正して、話している人に心を向ける)
遊ぶ時と活動する時のけじめをしっかりつけることを大事にしています。
年中ゆり組 ヘンゼルとグレーテル
話をしっかりと聞く集中力、遊ぶ時と活動する時のけじめ、そして何より保育者と子どもの間に信頼関係が築かれていなければ、子どもたちは先生の意図を理解することができません。(しようとしません)
年中さくら組 金のがちょう
「褒めて育てる」が世の中の主流になっていますが、わたしたちのぞみ幼稚園の保育者は、その子のありのままを認め、褒める時はいっぱい褒め、叱る時はその子に伝わるように愛情をもって叱ります。
年中ひまわり組 シンデレラ
子どもの話を聞くときには、その子が本当の気持ちを話せるまで焦らずに待ち、遊ぶ時には思いっきり、時にじっくりと遊びこみます。そうして強い信頼関係を育んでいます。
年少つぼみ組 いつまでもともだち
一年間で一人ひとりと築いた強固な信頼関係の上で、おゆうぎ会は作り上げられています。故に、のぞみ幼稚園ではおゆうぎ会を一年の集大成と捉えているのです。
年少つくし組 はらぺこあおむし
おゆうぎ会での子どもたちの姿を通して、改めて子どもたちの可能性が無限であることを感じると同時に、教育の大切さと責任を再確認させられます。
年少あずき組 おおきなかぶ
真剣に子どもと向き合う。
励ます
おゆうぎ会に限らず、近頃は失敗するのをいやがって、やる前から「難しいからできない」「やりたくない」という子が増えているように思います。
年少くるみ組 金のおの銀のおの
「逃げては何も解決しない。」
「自分を信じて挑戦する勇気を持つことが大切」
「一所懸命やってできなかったのは、決して恥ずかしいことではない」
ということを教えています。
年長ばら組 ピーターパン
叱る
「約束を守れないとき」
「お友だちや自分を大切にできないとき」等々…
理由を聞いて状況を把握して、それでもその子が間違った行動をしてしまったときはなぜそれがいけなかったのか、どうすればよかったのかきちんと理解できるよう話し、時に愛情をもって叱ります。
年長すみれ組 美女と野獣
褒める
嬉しい気持ちや達成感を子どもと共有し、お日様のような笑顔でたくさん褒めて、時にぎゅっと抱きしめます。
年長うめ組 そんごくう
遊ぶ
雪が降った日の朝は、大急ぎで環境整備を終わらせ、雪合戦しようと子どもの登園を今かいまかと待ち構えているような先生たちばかりです。子どもたちはそんな先生が大好きです。
年長あんず組 眠れる森の美女
衣装作り
たくさんの衣装と小道具などを担任がすべて作っています。
年少くるみ組 金のおの銀のおの
「〇〇くんはこういう衣装が似合うと思うんです。」
年中ゆり組 ヘンゼルとグレーテル
「△△くんって意外と大きくて、試着したら小さかったんですよ。」
年中さくら組 金のがちょう
「◇◇ちゃんがこれを着たら可愛いですよね!」
年中ひまわり組 シンデレラ
「うちのクラスの子どもたち、作りかけの衣装を見て先生が一所懸命作ってくれてるから、ぼくたちもおゆうぎ会がんばるね!って言ってくれたんですよ。」
年少つぼみ組 いつまでもともだち
「子どもたちに、明日は衣装合わせをしますって話したら大喜びで。今日中に絶対に仕上げてみせます!」
年少つくし組 はらぺこあおむし
一人ひとりの子どもを思い浮かべながら作っている先生たちの姿には本当に頭が下がります。
年少あずき組 おおきなかぶ
子どもたちのこの一年間の素晴らしい成長が確かめられたおゆうぎ会となりました。
年中きく組 王様の耳はロバの耳
子どもたちも先生も、みんなキラキラ輝いてとっても素敵でした!
みんなよくがんばった‼ お腹減ったー‼